以前、書きましたように、昨年末から富山県内に住まわれている大岩姓の方々に、手紙による聞き取り調査をさせていただきました。
ご迷惑かと思いましたし、面識もない方に手紙を書くことには大変躊躇もしましたが、意を決しまして、できるだけ丁寧に書いてお送らせていただきました。
33軒の方に送らせていただきまして、返事をいただけたのが4通。
返信率としては1割強。少ないようにも感じますが、回答率としてはこれが一般的な数値だと思います。
ただ、私の家に繋がる、情報としては1通でした。これを小さいと見るか、大きいと見るか。
しかし、何も分からないよりかは、大きな一歩を踏み出せたと思います。
ただし、次なる疑問に突き当たったのは事実です。
お返事をいただけた大岩姓の方とは戸籍上での繋がりまでは不明で、
おそらく、江戸時代後期では兄弟の繋がりだったようでした。
その大岩家で檀家となっているお寺の過去帳には、我が家の仏壇に残っていた先祖の何名かの姓名や法名(戒名)、一致した没年月日が記載されているとのことでした。
それで、実際にそのお寺に問い合わせしたのですが、明らかに我が大岩家の先祖はそのお寺に檀家として所属していたようです。
ただ、我が大岩家の先祖の墓は、昔よりそのお寺には無いとのことでした。
例え無縁仏になっていたとしても、そのお寺に葬られているとしたら、私としては一度だけでもそこに赴き、手を合わせたい気持ちだったのですが。
こういったことは土地に余裕有る地方では多いようですが、大岩家に関しては、墓は各家々の庭先などに持っているとのことでした。我が大岩家に通じる墓が残っているとすれば、本家の大岩家の敷地内、もしくは隣地とのことです。
ただし、今のご住職様は、そこに現在も我が大岩家に直接通じる先祖の墓が残っているのか、もしくは残っている墓石に我が大岩家の先祖の名前が書かれているか等については、はっきりとは知らないとのことでした。
実際問題として、長く付き合いをしていない分家の家系の墓石は、処分してしまうことは充分に考えられます。
ご住職様としても、我が大岩家に関しましてはとっくに檀家ではなく、率直に言えばお布施も何もしていないのに、ご足労をおかけした上、あれこれ教えていただけるのは充分過ぎる話だったと思います。連絡をいただけた大岩家の方と、お寺のご住職様には大変ありがたく思います。
ところで、いよいよ本家筋で、しかも我が大岩家に近いと思われる大岩家が分かってきたのですが、実は私、今回の手紙調査ではその住所の大岩家にも手紙を送っていたのです。ですが、返事はいただけてませんでした。
ご住職様は、はっきりとは言われてませんでしたが、その大岩家では昔を知っているような方はお体も良くないようなことを言われていました。
入院か療養中なのだと思います。おそらく、そういうことなのだろうと思いますが、私は再度、内容を丁重に改めて手紙を送らせていただきましたが、やはり今現在、お返事はいただくことはできていません。
とても残念ですが、手紙を読んでいただけた方は、今はそのような話には関心も無いことなども考えられます。それに、場合によっては人には知られたくない事実が有る、と言うようなことも考えられなくもありません。
やはりこの方法での調査はここまででしょうか。
今回、お返事をいただけた大岩家の方から分かったことは、大岩家は江戸時代後期の時点では肝煎り役(つまり庄屋や名主です)の家柄だったそうです。お寺のお迎えなどでも、馬を出したりしていたそうです。
しかし、その後、残念ながら財産を大きく失っていってしまったとのこと。
また、それより以前の家系図などは残っていないようで、やはり明治時代になって戸籍制度になってからの情報しか分からないようです。明治時代に入ってからの、初代の方の名前や兄弟の名前が分かっているとのこと。
親切に戸籍の書類のコピーなども私に送ってくれました。とても感謝いたします。
これからの調査に行き詰った感も有りますが、ライフワーク的なつもりで取り組みたいと思います。ただし、これ以上同じ家に手紙などを送るのは、控えようかと思います。