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「 パラレルワールド・ラブストーりー 」 映画 感想 ネタバレ無し

映画「パラレルワールド・ラブストーりー」を観た。

http://www.parallelworld-lovestory.jp/


東野圭吾原作と聞き、原作は読んだ事も無いが、期待して観に行ったのだ。

結果、その感想を一言で言えば、
「うううむ・・・」といった感じだろうか。


ヒロイン役の女性は、一体どちらの男性が好きだったのだろうか。
優柔不断のような、いい加減感が気分良く無い。

ラストの1シーンを除き、原作にかなり忠実な作品だという意見をネット上に見つけたが、実際、原作でもこのように中途半端な女性像を描いているのか、疑問だ。

また、ラストの1シーンで原作の趣旨と一気に真逆になってしまう映画は多いが、この映画も真逆までではないものの、そういった部類の映画なのかもしれないと思えてくる。

機会有れば、原作を一読してみたい。





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映画 「散り椿」 感想ネタバレ無し

映画 「散り椿」を観てきた。
http://chiritsubaki.jp/

昨夜から朝まで台風の騒音で良く寝れなかったせいで、
映画の途中でうとうとしてしまった。

しかし、立ち回りシーンがほどよく出てくるので、長く寝ることはない。

殺陣シーンは久世浩という有名な方が担当してるだけあって、すさまじい。

主人公を演じる岡田准一も映画撮影だけで覚えたとは思えないほどの刀さばきと身のこなしを見せる。


居合か剣術で言えば何流を基にしてるのだろうか。

前かがみに構えるその形は、宮本武蔵を描いた絵にもあるように、かなり実戦的な構えと思う。



ただ、痛快懲悪時代劇といった部類ならともかく、
遠くまで刺客を送られ命を狙われている者が、
わざわざその敵元である地に舞い戻ってくるものだろうか。

また、悪老中が下っ端とは言え家臣を拉致してはあっさり家に帰したり、
また(表向き)普通の生活に戻ったりとストーリーに無理が有るように感じる。


しかし、観ておいて損は無い映画だったと思う。


追記: 
実は、この映画内の刀を振る殺陣場面で、
一瞬刀がたわんだ(振った勢いで刀がしなって、直ぐに元に戻った)ように見えた場面が有ったのだが、
まさか本当に一瞬曲がったのだとしたら、そのまま映画に使うとは思えず、
私は自分の目の錯覚かと思ったのだ。
しかし、たまたまネット上でこの映画の感想などを閲覧してみたところ、
私と同じように、一瞬刀がしなって元に戻ったのを見て、
軽い模擬刀を使ったのが分かってしまいそこにがっかりした、という感想を述べていた人を見つけたのだ。
錯覚だったのか、実際に一瞬曲がっていたのか、はっきりしないが、
機会有れば改めて確認してみたいと思う。




万引き家族  映画 ネタバレ少し有りの感想

「万引き家族」を観てきました。
http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/


ネタバレは極力しない程度に書きます。

この映画では児童虐待される子供が重要な位置づけで描かれています。

実は私は、虐待とまでは行かないと思いますが、子供の頃には母親に殴られてばかりいました。
あっちへ行け、と映画のシーンそっくりな事をしばしばされていたので、ちょっとこういう映画には胸が詰まる思いがします。


是枝監督の映画は、最後はご覧になった観客の皆さまで考えてください、的なものが多いと思いますが、
この映画もやはりそういう演出でした。

しかし、今まで私が観た是枝監督の作品の中では、比較的にはっきりと監督からのメッセージを投げられたような感じのする映画だったと思います。


ネタバレ少なめにしますが、ちょっと気づいた事や感想を覚書程度に書かさせていただきます。


安藤サクラが演じる女性は、ひょんな事で男が連れて帰った女の子と一緒にお風呂に入るシーンで、
女の子の火傷の痕を見て(おそらく既に気づいていたのでしょうが)、
「わたしにも有るよ」と火傷の痕を見せます。
全く同じような所に、同じような傷が有るのです。
たったそれだけの短い1シーンだけなのですが、きっと安藤サクラ演じる女は、この少女に昔の自分を見たのだと思います。

また、家族として一緒に居た少年は、実はリリーフランキー演じる男が、
車上荒らし中に見つけたパチンコ屋の駐車場で、
ほったらかしにされていた子供を連れて帰り育てていた事が明らかにされてくるのですが、
映画の最後近くなってきた所で、
少年の名前の”ショウタ”は、実はリリーフランキー演じる男の本当の名前である”ショウタ”を、
そのまま付けたものだったのです。
後で調べましたが、漢字だけ変えたようです。
この、少年に自分と同じ名前を付けた事実は、短い1シーンで刑事の口から、
「何故、同じ名前を付けたんだ?」と聞かれる場面で明かされます。
リリーフランキーが演じる男は、昔の自分をその少年に見たのではないかと思うのです。


この映画に出てくる万引きの家族は、衣食住目当てとも思える描写も有るのですが、それだけとは意い切れない、
血縁以上の心の繋がりを持っていたように感じます。

少年とけじめをつけてはっきりと別れを決めたものの、少年が乗ったバスが走り出すと、やはり追いかけてしまう男にも、
それを感じました。

最後、この少年はこの家族(疑似家族だったわけですが)から離れる事により、施設に入る事になって、
学校も通えるようになり、流れ的には人生が良い方向に向かったと言えます。

しかし、少女の方はと言えば、また家庭内暴力に合わされている母親から以前と同様のネグレクトを受けているシーンが映し出されます。
これが観ている者には辛いシーンです。

実際に、こういう上辺だけの解決策で被害を受ける子供達が出てこないように、国や自治体、行政などが動いてくれないものかと、願いたいものです。

是枝監督からのメッセージを感じました。




尚、感想とは全く関係ないですが、最後近いクライマックス的なシーンが宣伝用の予告編映像で使われているところは、
「そして父になる」と同じ路線なので笑ってしまいました。

それと、万引きする場面は、少しリアリティーを落として、本当にそんな真似をしようとする人間が出てこないように配慮したのだと感じましたね。




そして、全く関係ないですが、最後、写真は2018年6月30日、新宿GOLDEN EGGの1シーンです。


180630GoldenEgg.jpg

180630GoldenEgg5.jpg




映画 「三度目の殺人」 感想 

映画「三度目の殺人」を観てきました。

http://gaga.ne.jp/sandome/

まず、ネタバレ無しで書くとして、この映画は終わった後に考えさせられ、若干後味が悪く、何か釈然としたモヤモヤ感の残る映画です。

そういう映画が嫌いでないなら、観るのはお薦め度が高いと思います。

何かしら賞も取るかもしれない。

俳優陣の演技もなかなか気合いの入った出来栄えでだったように感じてます。


効率的に仕事をこなす弁護士、重盛(福山雅治)が、殺人を犯した三隅(役所広司)の弁護を引き受ける事になるのだが、妙に早々と三隅に対して気持ちの入った弁護をし始めてしまう事に、若干不自然さを感じたが、寝不足で疲れ気味で観たにも関わらず、心配した眠気には襲われずにあっと言う間の2時間以上の映画でした。



もし、映画は二度くらい観てもOKな人はここからは読まずに、しかし、普通は一度しか観ない人であるなら、
若干の事前知識用のヒントを書いておくので、以下にも目を通してください。






(事前知識用のヒント)


題名である「三度目の殺人」の三度目とは何なんだろう?

実は映画の中で三隅は過去に殺人を犯しているのだが、今回の事件と合わせて二回しか行っていないのだ。

三度目とは一体何故なのか?

映画のポスターでは三隅、重盛、そして被害者の娘(広瀬すず)に返り血が頬に付いた絵になっています。

私は、その辺が分からず、モヤモヤしたものが残ったまま帰宅しましたが、その後でこの映画の感想を書いたサイトをあれこれ探して、ようやくその辺の意味が分かってきたしだいです。

勿論、それらが必ずしも正解と言うわけではないわけですが、最初から三度目という事に注意して映画を観ていれば、全く分からずに観ていた私なんかよりも、さらに理解度も深まって、細かい所にもさらに気づくかもしれません。



また、途中で出てくる「器(うつわ)」という言葉には注意したいところです。

最後の方で、また「器」という言葉が別の人に語られるのですが、注意していないと意味がさっぱり分かりません。

私は後で調べたのですが、それでもやはり明確な答えは出ていません。

おそらく三隅がその時その時で発言が変わり、まるで外側だけが三隅で中身が別人のように思え、それを人の姿をした「器」に例えただけなのだと思いますが、果たしてどうなんでしょうか。








さらに、ネタバレ有りの感想を書かせていただきます。







(ネタバレ有りの感想)

一言で言って、ずばり犯人、三隅は生命の生死を自ら決める事ができる、いわば神のような存在になりたかったんでしょう。

自分の家族も、なにか理不尽な亡くなり方をしたように映画の中で語られていました。

それ故、三隅は、なぜか偶然にも弁護士の重盛と同意見の、人間の生命は自分なんかではどうしようもならない所で選別されてしまってるという(ような)考えを持っていました。

ちょっと私も記憶があやふやですみません。確かそんな台詞だったと思います。


しかし、三隅はペットとして飼っていたカナリヤの生命も自分で振り分け、生きる価値の無いと判断した人間を殺め、そして最後には自分の生死も自分で振り分けたのだと思います。

どうせ無理で無謀とも思える、人の生死の選別をあえて自ら行いたかったのだと感じました。


”三度目”の殺人、についてですが、一度目は三隅の犯した三十年前の殺人、
二度目は被害者の娘の心の中に有った殺人(私はこの殺人の実行はやはり三隅だったのだと思います)
そして三度目は司法制度の中で、いわば重盛達によって決められた殺人(死刑)を指していると思います。


この映画の監督(是枝裕和)は、死刑制度反対の考えを持っているのか、それとも単に今回は司法制度の中で死刑判決が出た事を指して殺人と表現したのか、それまでは分かりません。

しかし、被害者の娘に三隅の言葉として、法廷では誰も真実を話さない、と語らせ、そういう状況の中でも死刑が決まってしまう事は恐ろしくもあります。







となり町戦争 映画 感想 ネタバレ無し

映画館で観たのではなく、これは結構前の映画。

オンラインで観れるので、ちょっと昨夜観てみた(観させてもらった)。


「となり町戦争」

なんと、この映画はネット検索してみたが、公式の映画サイトが出てこない。(汗)
たいていの映画は、とっくに公開が終わっていても、公式サイトとか残ってるのが普通と思っていたが。。。

なので、ウィキペディアのURLを貼っておく。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E7%94%BA%E6%88%A6%E4%BA%89


原作を読んだことが有って、自分的には不思議とひきつけられる作品だったのだ。

さて映画は、と長年(たまに)思い出していたが、ついに昨夜実現。(笑)


感想だが、自分としては俳優陣の演技が印象的で楽しめた作品と思う。

しかし、ネット検索した際に少し出てきた評価はあまり高そうではないようだ。

自分としては意外だ。


それで、私はこの作品はそれなりに考えさせられるし、原田知世も良いし、町の風景もちっと気になるし、
と良い作品だと記録に残しておきたくなって、これを書くことにしたのだ。


日本国内の自治体同士で戦争を行っている(しかも多くの人の日常生活には影響もしないように行われている)、
という設定も突拍子もないが、それはまるで今の国際社会の絵姿でもあるように感じる。

是非観てみることをお薦めしたい。








プロフィール

BIG ROCK!!

Author:BIG ROCK!!
ハーモニカを吹きます。スタンダードなアメリカン・ブルーズからオリジナルの日本語ブルースまで、軽快なハーモニカに乗せて歌っています。月に数本、ライブバーを中心に活動中。
http://bigrock0018.jimdo.com/
趣味ですが居合は有段。巻き藁斬りなどもやっています。能や茶道にも関心有るので、時に和服も着たりします。(笑)

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