少ない取扱店

先日、銀座で何の気なしに、呉服屋を回ってみた。
何の気なし、と言うのもお店の人には迷惑(?)な話かもしれないが、最初から買う気満々でお店を訪ねる人というのは、おそらく半分、いや3分の1もいないのでは、と思う。

そんなわけで、自分も最初から呉服屋回りをする回りをするつもりだったのでは無いのだが、
なんとなくの進みで、結局、後で数えてみると9店舗回ってきた。
もちろん、何か良い物を見つければ、思わず購入したり、または次回に利用するということは充分在り得るのだ。


有名デパート内では、芸術の域に達した染めの着物展なども見ることができて、目を養うのに役立つような経験もできた。

また、小さな呉服展に入ると、デパートとはまた一味違うアンティーク柄を上手くリフォームして商品にしているお店なども在り、銀座のお店は個性的なお店が多いように感じる。


ただ、9店舗回って、男性物を扱っているお店はたった1店舗だった。
銀座にはそのお店以外にも、1つ有名で高級な物を扱う男性専用の呉服屋が在るのを知っているが、
そこは私には、なかなか手が出ない。
昨日見つけたお店は、比較的手の届きやすい価格帯で扱っているようだったので、良い発見だった。

しかし、こうやって着物を扱うお店を回って、常々思うのは、男性用着物の品薄の状況だ。
今は女性物などであれば、リサイクル着物も充実していて、品としては全く新品と同様で、かつ驚くほど安い値段で買えるなんてことも、案外たやすくできるのだ。
また、1万円以下で買えるプレタの化繊の着物なども豊富で、パッと見では案外正絹と見分けもつかない物が、結構置いて在ったりする。
また、正絹の着物もコストダウンを図っていて、大手のデパートなどでも、フェアなどで驚くくらい安い値段で仕立て込みのような着物も案外多く扱っているようだ。

だが、男性物というのは、まず置いてない。
基本的に無いと思って間違いない。
置いてあっても、まさに申し訳程度、だったりする。
着る人もほとんどいないのだから、しょうがないのだが、とても残念だ。


通販などでは男の着物を扱うお店をあるようだが、女性物と比べて、男物の着物の場合、
安価な物は見た目からして、一気に安そうな物になる傾向にあるので、注意が必要だ。



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練馬区南蔵院に縁の有る大岩姓

実は昨年末、たまたま行くことになった(しかも初めて訪れた)、自宅近くの図書館で、
これまた偶然見つけた郷土史の綴り(A4ファイル)を、何の気なしにめくっていたところ、
大岩姓の考察の投稿文章を見つけたのです。

この町は引っ越してきて2年と少しです。

全くの偶然とは言え、不思議な縁を感じなくもありません。


まるで区内報のような作りの物なのですが、
束ねられて上へ上へと重ねてそのファイルに綴じられていました。


話を先に進めますが、
実は私の住む町の近所に、南蔵院と言う由緒有る(と言われる)お寺が在ります。
正式名称は瑠璃光山医王寺南蔵院と言うようです。

括弧書きは失礼ですが、それなりに大きなお寺ではあるものの、
観光ガイドブックに載るのうな多くの人が尋ねてくるようなお寺とは違い、
こじんまりとしてることは否めません。

ところで、私が書くことは、
全て私以外の研究家が調べたことであることは先に書いておきます。
私は研究家ではありませんので。
できるだけ、文献については書かれた人の名前などを挙げさせていただきたいと思います。


さて、図書館で見つけました「練馬郷土史研究会会報」では、
日向康三郎さんという方が書かれていました。

その内容ですが、練馬区の南蔵院に大岩衆正なる人物の墓石が在るそうです。
上野の彰義隊に加わり戦い、最期、南蔵院で自害された人だそうです。

私はその内、見に行ってみたいと思います。
まだ見に行っていません。
今のところ、この大岩家は我が大岩家とは全く違う流れと思っています。
同じ流れと見れる根拠が有りません。
もっと昔ではどうなるのかは不明ですが、少なくとも我が大岩家は、
江戸末期には既に今の富山県に住んでいたようです。
それより以前にどこにいたか、もしくは、古くから富山県に住んでいたのか等、今のところ全く不明です。

日向氏の考察では、南蔵院の大岩氏は尾張(現在の愛知県西部)の出自となっています。

練馬区内にこの墓石の子孫が住んでいて、その方に連絡を取った上で、確認したそうです。
それらから系譜も大まかにですが、かなり分かったようです。
おそらくは、幕臣株を買って下級武士になり徳川家に仕えたと推測して載せていらっしゃいます。

氏の、様々な視点から集めた情報をすり合わせて事実としての可能性を考察する方法は、
とても参考になりました。




以下はインターネット上でいろいろな方が、そこここに書かれていることですが、
徳川家斉に側室を出した家が大岩盛英とされています。
以前、そのことについて、私も書きました。
http://bigrock0018.blog91.fc2.com/blog-entry-65.html

日向氏の書かれた投稿文では、そのことは触れていませんでしたが、
南蔵院の大岩氏の系譜を氏が載せる中に、大岩盛英の名前が書かれていました。

上記の歴史はここで繋がるようです。


また、これはインターネット上どのようなサイトで発見したか、
または図書館にあった本で見たのかは覚えていないのですが、
愛知県知多郡南知多内海を出自とする大岩氏の一部では、
その地域の船による貿易を取り仕切り、財を成して名字帯刀まで許された大岩姓も在った、
と書かれていたのを読んだ記憶が有ります。

日向氏がそのことに気づかれていたかは定かではありませんが、
やはり、現在分かっている、南蔵院の墓石の流れの大岩家も下級役人ではあったようですので、
上記の歴史的事実も、各所で繋がるように、私は思います。



今回、改めて図書館に行き、「練馬郷土史研究会会報」を読み直してみましたが、
(明治時代以降に東京に移り住んだ一族は、大岩姓に限らず多いと推測できるものの)
江戸時代以前から移り住んだ大岩姓は、かなりの確立で愛知県からの出自なのでは、
という気がしてきました。
勿論、これは想像ですし、言い切るには検証はまだ不足なのですが、少なくとも現段階では
明治時代に入る前より江戸住まいだった大岩姓は愛知県出自の大岩姓以外には見受けられないようです。
(私の大岩家は、明治以降に東京に出てきました。)



さて、長く書きましたが、我が大岩家につきましては、
やはり地道で長い年月に渡って、徐々に解明していくしかなさそうです。



技の変容

答えがでるようなことではないのですが、居合につての疑問など、たまに書いておこうかと思いました。


私の所属する居合団体では、各流派を統一する刀法と呼ばれる居合型を定めています。
刀法の2本目は、「前後切り」です。
無外流を基にしています。

因みに、刀法の技は、基にした流派の技からまとめられたものですが、
元の流派の技とは違うもの、とされています。
あくまでも統一用の型として編纂し直されたもの、と言うことです。

さて、この前後切りですが、基になっている無外流の「連」という型は、
正座姿勢から膝立ちになりながら刀を抜き、
そのまま振りかぶった後に一歩踏み込みながら前の敵の額を割るように一刀を入れ、
続いて後ろの敵にも上段から斬り下ろす、という手順になっています。
一刀目の振りかぶりは、相手の刀を受け流すようなものではなく、抜刀してから直ちに振りかぶる、
というものです。

対して、統一用に作られた「前後切り」の方は、
正座姿勢から膝立ちになりながら刀を抜くのですが、
その後で一度、自分の頭の前面部で相手の刀を受け流す動作をしてから振りかぶり、
それから前の敵に一刀目を打ち込みます。

つまり、振りかぶる前に受け流しが入るのです。

ただし、動画サイトをクリックしていた際に、たまたま、どこの団体かは不明でしたが、
受け流し動作の入らない刀法「前後切り」を見たことが有ります。

やはり所属団体により、解釈が違うのでしょうか。

ただ、先ほども書きましたように、私の所属する団体での「前後切り」は、
基の型とは、別解釈で編纂されたもの、と名言されているので、
違いは認めているようです。



話は少し変わりますが、私の通っている英信流には、
正座姿勢から刀を抜いていきなり前の敵の頭部に、剣道で言うところの面打ちで斬り下ろす技が2つ在ります。

1つは「抜き打ち」、2つ目が「真っ向」です。

前者は刀を前に向かって抜いていき、それから振りかぶって、前の敵の頭部に斬り下ろす技。
この技は初伝で、比較的ですが、多少ゆっくりになります。

後者は中伝です。初伝よりは早く、抜刀と同時に刀を頭上に振りかぶり、
直ぐに前の敵の頭部に斬り下ろす技です。

おそらく上記2つの技は、本などを読んでみても、
基本的には上記のように指導している団体が多いかと思います。


実は私の所属する団体でも同様のはずなのですが、
一部の方は「真っ向」を抜刀の後に、一度受け流しの動作をしてから振りかぶって前の敵に斬り下ろすように演舞される方がいらっしゃるようです。

これはおそらく、受け流すように振りかぶる、という伝達が、
受け流して振りかぶる、に変わったのではないか、と私は推測しています。


もしかすると本来、何々のように、であったものが、
いつしか、何々をしてから、になってしまった技は結構在るのかも知れません。



謹賀新年、手紙調査の経過

謹賀新年。明けましておめでとうございます。

昨年末に始めました手紙調査につきましては、何通か回答をいただいております。
http://bigrock0018.blog91.fc2.com/blog-entry-94.html
返信をいただきました方には深く御礼を申し上げます。

実は、その内1通から、私の家に有った過去帳に記されている名前と、
没年月日までが合致する、ある大岩家の情報をいただきました。
おそらくは何らかの形でその大岩家とは縁戚関係は有ったと推測されます。
これはとても大きな収穫でした。

まだそれらにつきまして、結果を発表できるまでのことはつかんでおりませんが、
いずれ何かの形でここに載せたいと思います。

ただし、今の時点で得ている情報では、極めて個人的な親戚筋での繋がりまでの話なので、
何か発表するのは控えたいと思います。

いずれにせよ、今後の経過に期待したいと思います。


返信をいただきました大岩家の方には、
はがき、Eメールアドレスを教えていただいた方にはEメール、また、
遠縁と思われた方には電話及び、資料の擦り合わせとして再度こちらの詳しい情報などを、
送らせていただきました。

重ね重ね御礼申し上げます。



プロフィール

BIG ROCK!!

Author:BIG ROCK!!
ハーモニカを吹きます。スタンダードなアメリカン・ブルーズからオリジナルの日本語ブルースまで、軽快なハーモニカに乗せて歌っています。月に数本、ライブバーを中心に活動中。
http://bigrock0018.jimdo.com/
趣味ですが居合は有段。巻き藁斬りなどもやっています。能や茶道にも関心有るので、時に和服も着たりします。(笑)

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