和服で散歩

先日、用事が有って自転車で隣町(正確には隣町の、さらに隣町)まで出かけたのですが、そこで和服を身をまとった若者を見かけました。
紺色系のお対で、おそらく大島紬の亀甲柄かなと思えました。黒の足袋に二枚歯の木肌の下駄。
思い入れたっぷりに着こなしてる感じでしたが、ヘアースタイルがロックミュージシャン系(と言うか70年代ソウル系と言うか)で、何となく不似合いの感がありましたが(失礼)、和服を着る男性を見かけると少し嬉しかったりもしますし、
その方が着慣れた感じをかもしだしていると、ついそっと見てしまったりもします。

逆に、時折ですが、露骨にこちらの着てる和服をジロジロ見てくる和服の方もいらっしゃいまして、それはちょっと値踏みでもされているようで嫌だったりすることも有ります。

いや、おそらく和服を着てる人と言うのは、多かれ少なかれ着物を着た人を街で見かけると、どうしても気になって、こっそり見てるものでしょう。和服を着ることで有名な小説家の方も、そのようなことを自身の著書の中で書かれていました。特に背後からの視線に気をつけた方が良いとか(汗;)


その後、私は所用を一つ終えたので、さらに隣町に自転車で移動したのですが、驚いたことに何と移動先でも先ほどの和服の彼が歩いて来るのです!
私の移動時間や諸々の時間は、長めに考えても絶対に1時間は超えていません。
しかし、彼を見かけた場所や歩いて来た方角を考えると、どう考えても彼は町から町へただ単に歩いて移動していたとしか思えません。しかも思い出してみると、彼は二度とも手ぶらなのでした。
丁度、歩き回って小1時間の散歩!?


想像するに、彼は着物を新調した嬉しさで、着て行く用事も無いのだけれど、かと言え電車に乗るのまでは気が進まず、とりあえず近所(と言うにはあまりにも長い距離ですが)を歩いてみたのでは、と思います。
いや、おそらく、それでしょう!
私も着物を買った当初(私の場合は早々に翌日の自分のライブに最初からそれを着て行って、演奏などもしてきたのですが)、ちょっとしたことでも着て出歩きたい衝動に駆られたものです。いや、今でも。(笑)

いや、その辺は音楽家やタレントを目指す若者が何故か多く住む土地。もしや劇団員が、新しく与えられた時代劇の役柄に慣れる為に、ちょっと着こんで外を歩いてみたのかも。この可能性もかなり高いかも。

いやいや、案外、和服には慣れた人だったのかも知れないなあ。


まあ、彼にしてみたら、まさに大きなお世話。(^^;)

しかし、和服を着てるということは、それだけでかなりインパクトが有るのかも知れません。


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着物屋からのお薦め

先日、演奏後に駅まで歩いていて着物のリサイクルショップを見つけたので、ちょっと入ってみました。
初めて演奏した店の帰りだったので、その辺りを歩くことは今まで無かったのです。

こちらのいでたちは、背中にギターに機材のバッグ、それにハーモニカに使う小型アンプ(とは言えアンプはフルチューブで結構重いし、機材もスペアハーモニカやマイクやらでかなり重い)、
そして黄色の蛍光色のダウンジャケットに、長袖のアロハシャツにジーンズ、首や手にはアクセサリー、、、

おおよそ着物には縁遠そうな格好です。(笑)


お店の女将さん(とは言え、比較的お若い方でしたが)は、私を見るなり、
「お客様は素敵なシャツを着ていらっしゃいますから、こんなのはいかがでしょうか?」
と、薦めてきたのは、どれも女性物の着物をリメイクして男物に仕立てた派手派手着物でした。(汗;)


その時の格好はこんなです。(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=WgF7RLMl7X8&feature=player_embedded


因に、、、

1、BLUES MAN・・・オリジナル
2、SWEET HOME CHICAGO
3、STOP BREAKING DOWN(歌:JOKER 小澤)
4、ああ青春
5、69(ROCK YOU)・・・オリジナル
6、今夜はしっかりXXX・・・・オリジナル

2曲目と3曲目で持参したフルチューブアンプで鳴らした、オーバードライブハーモニカの音が聞けます。(^^)




街歩き

国営放送の「ブラタモリ」なる番組を見るのが好きですが、最近、実際にそれっぽく歩いてみたい気になってきました。
同じ軌跡を歩くというわけではありませんが、昔の面影などを観察するのは、なにか意義深いことのようにも感じます。
しかし、自分の小さい頃だったら残っていたような風景も、かなり無くなってるのでしょうし、
これからも、無くなっていく一方でしょう。
もっと早くにそういうことに気づいて、歩き回れば良かったかもしれない、そんな気もします。


行く先々で写真などを撮って、ネットにアップしておくのも貴重なことかもしれません。
ただ、いかんせん、私は無精者でなかなかそこまで手を付けられませんが。。。



先日は浅草に着いてみると、急に鐘の音が響き始めました。
鐘の音の方に向かって行くと、通りを行く人が皆、足を止めて手を合わせていました。
3月11日の14時46分のことです。
私もそこで手を合わせて、亡くなられた方々のご冥福と復興を祈らせてもらいました。




街中で見る着物姿

最近、以前住んでた町から比較的近くに、大きな呉服屋が在ると知りました。
20代の頃までは、時折その辺を通ることもあったのですが、正直、あまり良く覚えていませんでした。
今、セール期間中とのことだったので、ちょっと行ってみたのですが、お店の前まで来て、
そう言えば在ったような気がするなあ、と思えてきた、そんな感じです。

お店に入ってみると、立派な店舗とは裏腹に、気楽にいろいろな反物を見せていただけたので、ありがたかったです。
しかし、関係ないですが、店員さんは女性2名が着物、---------その内、1人がおそらく大島紬と思えました-------------女性1人が洋服、そして店主の方は辛子色の作務衣でした。

着物屋と言うのは、着物を扱っているものの、店員さんの半分以上は洋服であることが殆どです。
少し不思議な気はします。
しかも、今回、着物を着た女性店員さんの1人は、おそらく店主の奥様では?、と推測していたのですが、-----------私は大島紬は若い人には似合わないと思っていたのですが、この方の大島紬(?)はなかなか素敵で、私の先入観は全くの誤りだと気づかされたのです----------たまたまお店からの帰りに外でお見かけしたのですが、その人は着物から洋服に着替えて駅のホームに立っていらっしゃいました。
自宅を店舗にしたお店だったので、きっと、その方は店主の奥様ではなかったのでしょう。
勝手な見当は外れだったようです。

それにしても、着物を扱う仕事の方の殆どは、職場でのユニフォームとして着物を着ているようです。
先日うかがってみた、とある百貨店の呉服売り場でも、先ほどまで着流しで着物を着ていた男性店員も勤務を終えて帰る時は、洋装のスーツだったのを見かけましたし、
落語家も寄席の控え室で着替えるので、街を歩く時はたいてい洋装のようです。
飲食店で着物を着る店員の方も、まず間違いなく、お店で支給された着物を働く時だけ着替えて着るようです。
仕事で着るとなれば、最も綺麗な着付け状態を仕事の時こそ維持しなければなりませんし、通勤時に汚すわけにもいかないでしょうから、必要時以外は着ない方向に行ってしまうのも無理は無いような気もします。

しかし、そうなると、街で見かける着物姿の人達は、一体どんな方なんでしょう。
純粋に着物が好きなのか、それとも趣味として華かお茶でもやられてるのでしょうか。
案外、毎日1~2人は着物を着た女性を駅などで見かけるのですが。

日本アカデミー賞考(ってほどでは無いけど)

先日、日本アカデミー賞(第35回目だそうです)の発表が有りました。

「八日目の蝉」が各部門でほぼ独占状態だった様子。


しかし、ちょっと目を引いたのが、
「冷たい熱帯魚」の でんでん の最優秀助演男優賞の受賞。

私はちょっと驚きました。

いえ、確かに、でんでん は凄い演技をしていたと思いました。

身の毛もよだつようなこの恐ろしい映画の異常さを、いっそう引き立てていたのは、
まさに、かの人だったと私も思いました。

しかし、受賞となると、きっと俳優としてのキャリアが長かったり、将来性を考えての何やらの政治的な配慮等々で別な人が、と思ったのですが、彼が受賞をしたので驚ろかされたのです。
彼の受賞時のスピーチも手短でなかなか良かったです。もしや、やはり事前に受賞できることは知らされてあるのでしょうか?



「八日目の蝉」は確か暑いさなか、時間が空いたのと、涼みたい気持ちで適当な映画を選んで映画館に入ったのでした。

ストーリーの意味も、当初良く分からなかったのですが、今になってみると何となく理解できてきたような気はします。

しかし、永作博美が最優秀助演女優賞、井上真央が最優秀主演女優賞、と聞いてこれまた少し驚きました。

確かに、今一度思い出してみると、主演は井上真央だったのかもしれませんが、私の記憶の中では、いつの間にか永作博美の方が主演だったような記憶になっていたのです。


映画の後半で舞台となっていた小豆島は、私の記憶が正しければ、黒澤明監督の作品「夢」の中で、お雛様をモチーフにした短編でも舞台になった島ではないかと思います。
「八日目の蝉」でもとても美しかったです。

脇役ということになってしまうのかも知れませんが、小池栄子の演技が最も際立っていたように感じます。
ですので、できれば彼女にこそ賞を上げたいような気がしますよ。

それにしても、劇団なんちゃらとかいう芸人と、本生キスをさせられてしまう井上真央に同情しましたし、そんな演技を要求してくる、その世界の非情さ、厳しさをひしひしと感じさせられました。(汗;)
受賞さえもなかったら、彼女のあの演技は何だったんだろうと、多くの人も辛い思いをしたかもしれませんが、受賞できて本人も(少しは)救われたことでしょう。





プロフィール

BIG ROCK!!

Author:BIG ROCK!!
ハーモニカを吹きます。スタンダードなアメリカン・ブルーズからオリジナルの日本語ブルースまで、軽快なハーモニカに乗せて歌っています。月に数本、ライブバーを中心に活動中。
http://bigrock0018.jimdo.com/
趣味ですが居合は有段。巻き藁斬りなどもやっています。能や茶道にも関心有るので、時に和服も着たりします。(笑)

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